サウナで水風呂に入らないのはOK?なしだとどうなるか効果を解説!


サウナで水風呂に入らないのってどうなのかな?水風呂苦手なんだけど、入らないとどうなるの?

サウナと水風呂は必ずセットってイメージがあるよね!入らないとどうなるのかも含めて、サウナと水風呂それぞれの効果を見ていこう!
あなたは水風呂は得意ですか?水風呂は冷たすぎて苦手だけど、入らないと整わないって言うし、本当に入らないとだめなのかなと思っている人も多いのではないでしょうか?
私も水風呂は苦手で、最初の頃は全身浸かれていなかったです。
この記事ではサウナ後の水風呂は入らないでもいいのか、水風呂なしのサウナの効果はどうなのか等について説明していきます!
目次
サウナで水風呂に入らないのは問題ない?

結論としては、サウナで水風呂に入らないのは問題ないです!しかし、いわゆる「ととのう」という感覚は得られにくいかもしれません。ただ、サウナと水風呂それぞれの役割をしっかり理解していれば、必要なメリットだけ得られるようになるので、以下で解説していきます!
サウナで水風呂に入らない場合の効果
サウナで得られるメリットと水風呂まで入ることで追加されるメリットについて以下にまとめます。サウナ後に水風呂に入らない場合は、サウナのみのメリットのみ得られます!
①酸素の運搬量や血流を増やして疲労を回復させる
→安静時の2倍の血流になり体の隅々まで酸素が運ばれて細胞が活性化するとともに、老廃物を血流に乗せて排泄できるため、疲労回復が期待できます。
②高温による刺激でストレス解消
→サウナの高温により全身が刺激され、適度な興奮状態となりストレス解消になります。
③血圧の低下作用(サウナ浴中のみ)
→サウナ入室直後は血圧が上昇しますが、その後のサウナ浴中は血管が広がり血圧が下がります。
④皮膚や皮下組織からの老廃物排泄を促して清潔にし、デトックス効果を得られる
→高温の室内にいることで汗を大量にかくため、この汗に老廃物を溶け込ませるとともに、皮膚表面の汚れも洗い流せます。
⑤ヒートショックプロテイン(HSP)により細胞の修復促進
→高温の環境にいると細胞修復を促すHSPというたんぱく質が大量に分泌され、体の隅々まで届き、傷ついた細胞を修復します。
①血管の拡張収縮の繰り返しにより、自律神経が訓練され、神経衰弱や自律神経失調による症状を改善できる
②足のみなどの冷水部分浴は不眠に効果あり
③交感神経を適度に刺激し、リラックス効果を得られる
④サウナと冷水の交代浴により、いわゆる「ととのう」感覚を味わえる
上記のように、サウナ後に水風呂に入らない場合でもたくさんの効果を得られることが分かります。ストレス解消や疲労回復、デトックス等のみで十分であれば必ずしも水風呂は必要ありません。
また、水風呂の冷たさが苦手で入れないという人は、足のみ水風呂に浸かる部分浴をすることで、安眠効果が追加されるので、試してみてもいいかもしれません。
水風呂は、私もそうでしたが、水温が18℃などの適温から徐々に慣れていけば入れるようになります。「整う」感覚は表現しがたい心地よさです。水風呂に入らないほうがいい方でなければ、試しに入ってみるのも経験としてはありだと思います。

整う感覚ってどんな感じなんだろうと気になる方は別記事も読んでみてね!
サウナや水風呂に入らないほうがいい人っている?
上記のようにとてもいい効果のあるサウナや水風呂ですが、入るのを避けた方がいい人もいます。
高血圧の人
水風呂に入ると血管が収縮して急激に血圧が上がります。特にサウナで血管が拡張しているところに入り、急激に血圧が上がると危険です。血圧の乱高下は脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性もあります。もともと高血圧の人は入ってもサウナまでにした方が良いでしょう。
飲酒後の人
これはもってのほかですが、軽く考えて思わぬ事故につながる可能性もあります。血圧の乱高下によるめまいふらつき、脱水症状による意識混濁など、どれも起こしてしまうと重大事故につながりかねません。温浴施設の注意点にも必ず書いてありますが、飲酒後に入浴やサウナは避けましょう。
食事の直後の人
こちらは意外かもしれませんが、食事の直後の人も避けた方がいいでしょう。食後は全身の血液が消化のために胃に集中しています。この時に体を温めると血液が胃に集中している分、いつも以上に血圧が下がり、めまいふらつきや、最悪の場合は意識消失につながる可能性があります。高齢の方も、できれば食事の直後の入浴は避けたほうが良いでしょう。
妊娠中の人
妊娠中の方は血圧の急激な変動がおなかの赤ちゃんに影響を与えることがあります。水風呂はもちろん、血圧が変動しやすいサウナも、妊娠中は控えていただいた方がいいかもしれません。お風呂も熱すぎるお湯は避けて、リラックスできる温度で入りましょう。
サウナで水風呂に入らない人へ!克服方法を紹介!
サウナで水風呂に入りたいんだけど、冷たさが苦手で入らない人もいるのではないでしょうか?私も初めは水風呂が苦手で入らずに、サウナで体を温めるだけにとどめていました。そんな私が水風呂に入れるようになった方法を3つ紹介します!
温度が高い水風呂を選ぶ
水風呂は、施設によって温度がまちまちです。サウナ上級者は水温が一桁台の水風呂に入ったりしますが、これは初心者には冷たすぎて絶対に入れません!

水温が一桁の水風呂を「シングル」って言ったりするよ!
絶対に水風呂の挫折につながるので、慣れるまでは水温が高めの水風呂を選んで入るようにしましょう。オススメ18℃くらいの水風呂です!それでも冷たいですが、慣れていくには丁度いい温度です!
下半身だけ浸かってみる
水温が高めの水風呂を選んでみてもやっぱり入れない場合は、足だけ浸けてみる、太ももまで入ってみるなど、下半身だけ浸かってみるのもおすすめです!
そうすることで徐々に水温に慣れることが可能で、だんだん腰まで→お腹まで→胸まで→肩までと入れるようになります!
私は近所の同じ施設でこの方法で水風呂に慣れていき、ちゃんと入れるようになりました!

入れるようになっても、冷たいのには変わりないんだけどね!
シャワーで水を浴びる

徐々に慣れていくのはそうなんだろうけど、そもそもそんな頻繁にサウナに入りにいかないしなぁ…
という方は、シャワーで水を浴びるのもオススメです!
シャワーなら好みの水温に調節できるので、適度に体の表面も冷やせて水の温度にも慣れていくことができる、一石二鳥の方法です!
これなら、水風呂に慣れる時間がなくてもある程度は水風呂の効果も得られますし、自分が気持ちいい温度に調節できます。よかったら試してみてください!
サウナで水風呂に入らないのは問題ないかのまとめ!

これまで、サウナで水風呂に入らないのはありかについて解説してきました。
・サウナのみでも得られるメリットはたくさんある
・水風呂を追加すれば「整う」感覚を体験できる
・サウナと水風呂は避けるべき人もいる
・サウナ後に水風呂に入らないのは全然あり!
・水風呂は回数を重ねれば慣れて入れるようになっていく!
結論としては、水風呂に入らなくても問題はなく、サウナのみで得られる効果はたくさんあります。ただ、サウナと水風呂の交代浴で体験できる「整う」という感覚も個人的にはぜひ体験してほしいです。

ボクも整う感覚を味わってみたいな~。少しずつ水風呂に入れるように、高めの温度の水風呂で練習してみるよ!

そうだね!ただ、サウナだけでも十分すぎるくらいに楽しめるから、無理しない範囲で自分の体調と相談しながら楽しもうね!