F1ドライバーの首が太い理由って?トレーニング方法も解説します!
F1ドライバーの首って太いよね~。男らしくて憧れちゃうなぁ~。F1って首が太くないとできないのかな?
首が太い男性はかっこいいよね!F1ドライバーは首以外にも様々な部位を鍛えているよ!
あなたはF1ドライバーの首の太さに気づいたことはありますか?F1の選手はみんなスタイルが良く、かっこよく見えます。中でも目を引くのがその首の太さ!すごく男らしさを感じて憧れる人も多いと思います!
実際私も鈴鹿サーキットに行って選手を見てみましたが、やはり首の太さに目が行きました。いや~、かっこいい!
そこで今回は、F1ドライバーの首が太い理由と、現役F1ドライバーが実践している、自宅でもできる首を含めたトレーニング方法をご紹介します!
目次
F1ドライバーの首が太いのはなんで?
F1ドライバーの首が太いのは、F1カーを運転する際にかかるGフォースに耐えるためです。
F1ドライバーって、想像以上にかなり過酷な環境で車を運転しているんです!肉体のトレーニング不足のせいでレースに耐えられず、別の選手に席を譲った選手がいるほどです。
ただ車を運転しているだけじゃないんだね~
そうだよ!F1ドライバーは運転技術と一緒に、過酷な環境に耐えられるようにしっかり体も鍛えないといけないんだ!
F1マシンにどれだけのGがかかるか、どれほどの力が加わるかは別で解説していますので、良ければ見ていただいて、F1ドライバーの凄さを感じてみてください!
F1ドライバーの首ってどれくらい太いの?
F1ドライバーの首は、平均的な男性の首回りよりも10cmも太いです。例えば、フェルナンド・アロンソというベテランドライバーはF1の衝撃に耐えるために首を鍛えぬき、首回りが45cmもあるらしいです!平均的な男性の首回りは35cmですので、アロンソ選手も平均より10cm太い首を持っています。これはミドル級のボクサー並みの首の太さのようです。
首回り10cmって言われても差が分かりにくいなぁ~
果物で例えるなら、グレープフルーツ(直径12cm)と4Lの大きさのメロン(直径15cm)くらいの差だよ!まだ分かりにくいと思うけど・・・
F1ドライバーの体にかかる負担ってどれくらい?
では、実際にどれくらいの負荷が体にかかるのでしょうか?少しF1ドライバーの首から話がそれる部分もありますが、どれくらい過酷な環境で運転しているのか見ていきます!
一般人は失神する?!強力なGフォース
Gフォース(G)とは、遠心力によりかかる力のことです。これはサーキットやコースの場所にもよりますが、平均としては4G、最高では6Gほどもの負荷がかかります。これは、体重60㎏の人では最高で360㎏の負荷(通常で1G、2G3Gと増えるにしたがって、体重の2倍3倍の負荷となる)を体に受けることになります。
一番負荷がかかりやすいのはカーブですが、最高で時速350㎞から一瞬で時速100㎞程まで減速するときにも強いGがかかります。右からも左からも前からも自分の体重の6倍もの負荷が、レース中約2時間かかり続ける訳ですから、とんでもなく過酷であることが想像できます。
この負荷に耐えるために、首を始め、しっかり鍛えないと視点がブレてレースに集中できないんですね!
日常生活では体験しない温度!灼熱の車内
F1カーは、運転席であるコックピットのすぐ近くにエンジンがあります。エンジンは動いている間は凄まじい熱を発します。また、通常は日中、日が照っている時にレースをするため太陽による暑さも加わります。これらの条件が合わさった結果、車内は50℃にもなるそうです!
そんな温度に2時間もいたらボクは茹で上がっちゃうよ~
想像を絶する!心臓への負担
F1ドライバーは、レース中5倍ものアドレナリンが出ます。レーサーは闘争心が強いため、勝ちたいという執念と、危険と隣り合わせな状況でマシンをコントロールするため、尋常ではない集中力が必要です。さらに高温の車内、強力なGフォースなどが合わさり、心拍数は平均180、最高で200を超えてきます。これはマラソンランナーがフルマラソンを走るときの心拍数と同じなんです!
過酷な状況のせいで、昔のF1ドライバーはマシンから降りた後は立てなかったり、失神することもあったんだって~
F1ドライバーが首等を太くするためにどんなトレーニングをしている?
過酷な環境に耐えるために、どんなトレーニングをしているのでしょうか?真似すればF1ドライバーのようにかっこいい体つきになれるかも!?
首のトレーニング
カルロス・サインツやニコ・ヒュルケンベルグというドライバー達は首に重りをつけて、それを首のみで上げ下げするようにしてトレーニングをしているようです。自宅でも袋などに重りを入れてトレーニングすれば、簡単に鍛えられそうです!
また、ロマン・グロージャンという選手は、特殊な機械を使って、立った状態で横から首に負荷をかけて、それに押し負けないように耐えるというトレーニングをしているようで、これはジムに行かないとできなさそうです。
体幹のトレーニング
これに関してはダニエル・リカルドという選手のトレーニングを記載します。
①プランク(ヒップディップ)
こちらは、通常のプランクに腰を左右に地面に付けるように倒すという動きを追加した体幹トレーニングです。これにより、強い体幹はもちろん、腹斜筋の強さやお尻のえくぼを作ることができます。
②サイドプランク
こちらはプランクの横バージョンです。片腕と足で体を支えますが、リカルドはさらに一つ動きを取り入れています。それは、もう片方の手を真上に上げた後、浮かせている脇の下に通してまた真上に戻すというものです。これにより、体幹や腹斜筋にさらに負荷をかけることができます。
腕や足のトレーニング
こちらもダニエル・リカルド選手のトレーニング方法です!
①腕立て伏せ
通常の腕立て伏せですが、腕で押し出すときに息を吐くことと、肘を常に内側にキープすることがポイントのようです。特に息遣いはとても大切なようです。
②ゴブレットスクワット
ダンベルを持って胸の前に掲げた後、太ももが床と90℃の位置になるまでゆっくり腰を落とし、戻るというスクワット。重心は足の裏の中央にするのがポイントのようです。
F1ドライバーの首が太い理由についてのまとめ!
ここまで、F1ドライバーの首が太い理由やそのトレーニング方法などを見てきました。
・Gフォースに耐えるためにF1ドライバーは首を鍛えて太くしている。
・F1マシンを運転する環境は想像以上に過酷
・F1ドライバーは、自宅でもできるトレーニングも取り入れている。
こんな過酷な環境で運転しているF1ドライバーは尊敬に値します!首を太くしなければいけないことも納得ですね!
選手が過酷な環境で頑張っているところも含めて、これからもF1を楽しもう!