サウナ

日焼け後のサウナは良くない?雪焼け後などはいつから入っていいの?

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もんきち
もんきち

日焼け後のサウナって良くないのかな?日光浴していたら日焼けしちゃったんだけど、サウナに入っても大丈夫かな?

かにぞう
かにぞう

日焼けだけではなく、雪焼けの後なども大丈夫か気になるよね!しっかり解説していくから一緒に見ていこう!

あなたは、日焼け後にサウナに入ったことはありますか?雪焼け後はどうでしょう?

ヒリヒリ感が強くなるし、なんとなく良くない気がして入らない人が多いのではないでしょうか?

でも、サウナ好きならすぐにでもサウナに入りたい!って思ってしまいますよね。

この記事では、日焼け後のサウナは良くないのか、良くないのであればいつから入っていいのかなどについて、現役薬剤師でサウナ・スパ健康アドバイザーの筆者が解説していきます。

日焼けも雪焼けも同じメカニズムなので、夏に海で遊んで日焼けした人も、冬にスキー・スノボをして雪焼けをした人も、サウナに入る際には同じ考え方をしてみてください!

※記事では日焼けという言葉のみで説明していきます。

日焼け後のサウナは良くないの?

結論から言うと、日焼け後のサウナはあまり良くないです。主な理由が2つありますので、このパートでしっかり解説します。

①日焼けの炎症が悪化する

まず1つ目の理由は、日焼けで生じた炎症が悪化する可能性があるからです。

日焼けとは何かというと、一種のやけどです。強い日差しから届く紫外線により、肌に熱が与えられ、お湯などに触ったときと同じようにやけどしてしまいます。

そしてやけどは、簡単に言ってしまえば過度な熱が加わった部分が炎症を起こしている状況です。

炎症というものは日焼けに限らずですが、外部からさらなる熱を与えられると悪化する傾向にあります。

これは炎症が起こっている部位の血流が増すことが悪化の原因の一つなのですが、専門的になりすぎるので詳しい解説は省きます。

もんきち
もんきち

炎症は、血流の増加を促す熱を与えられると悪化すると覚えておけばいいんだね!

サウナは90℃以上にもなる高温の室内に入るため、その温度によって血流がよくなります。これは炎症が悪化する1つの原因を作ることになります。よって、日焼けによって炎症が起きているうちに、血流がよくなるサウナに入るのは、日焼けの症状という面で見ると避けた方がよいと言えます。

かにぞう
かにぞう

日焼けの症状がひどいうちは、サウナと同じ理由で長めのお風呂や、熱いシャワーも避けた方がいいよ!

②肌の乾燥が悪化する

日焼けによって肌に炎症が起こると、皮膚の表面がガサガサに荒れてしまい、そこから水分が出て行ってしまいます。そのため肌が乾燥しやすく、ダメージが加わりやすい状況となります。

サウナは別記事で解説していますが、皮膚の乾燥を引き起こします。日焼けによりただでさえ乾燥しやすくダメージが加わりやすい肌の状況が、サウナによってさらに乾燥し、ダメージが加わるため、肌荒れが起こる可能性が高いです。

また、乾燥して荒れた肌を守るために、いつも以上に皮脂がたくさん分泌される場合があります。そうなると、過度に分泌された皮脂が毛穴に詰まるため、適切なスキンケアをしていないとニキビができる可能性もあります。

以上のことから、日焼け後のサウナでは、肌荒れがより進行してしまう恐れがあります。

もんきち
もんきち

サウナによる肌荒れとスキンケアについて知りたい方はこの記事も読んでみてね!タイトルは男性向けになっているけど、女性にも当てはまる内容の記事です!

日焼け後にサウナに入るには?

では、日焼け後にサウナに入るにはどうしたらいいのでしょうか?

これは、日焼けの炎症が治まってから入ってというしかありません。

こればっかりは体のことなので我慢が必要な部分もあります。

では、日焼けの炎症が治まったと判断するのはどのような時かというと

・患部の赤みが引いた

・患部の熱感がなくなった

・ひりひり感やちくちく感がなくなった

この3点が確実に当てはまれば日焼けによる炎症は一旦は引いたと考えてもいいでしょう。

かにぞう
かにぞう

日焼けの炎症が治まっているのか判断がしにくければ、無理にサウナに入るのはやめよう!

そんなこと言っても症状が引くまで待っていられない!という方は、炎症を早く治めて、早くからサウナに入ることができるようにすることはできます!

その方法は

・しっかり冷やす

・しっかり保湿する

の2点です!

…当たり前ですよね。ですが、皆さんおろそかにしがちです。

日焼けはやけどと一緒なので、しっかり冷やして炎症を抑えて、肌が荒れないように保湿する。これをしていれば通常よりも早く日焼けの炎症を治めてサウナに入ることができるかもしれません。

かにぞう
かにぞう

サウナの予定がある前に日焼けをしてしまったら、その日までにたくさん冷やしてしっかり保湿しないといけないね!

薬局では、保湿と冷却の両方を同時にできる商品がたくさん売っています!

我々薬剤師は日焼け後におすすめなスキンケア商品の勉強もしていますから、どれを選んでいいか分からなければ、薬局の薬剤師さんに聞いてみてください!

日焼け後のサウナはいつから入っていい?

とは言っても、炎症が治まるまでにどれくらいかかるのか分からないと冷やし続けたり保湿し続けるのも我慢できませんよね?

このパートでは日焼けの炎症が落ち着くまでの大体の時間を説明していきます。

この期間が過ぎればサウナに入っていいかもしれないという目安の期間ですが、人によっては炎症が落ち着くまでの期間が前後します。症状が治まっているかどうかの判断は、時間ではなく、炎症の症状が落ち着いてるかどうかを基準にしてください。

炎症が落ち着くまでの時間

これは日焼けの程度や体質にも左右されるので一概には言えませんが、大体3~5日程度と考えられています。ただ、重度の日焼けでは1週間以上かかることもありますし、軽度の日焼けでも、炎症が治らないうちにアルコールを飲んだり、かゆくて搔きむしったりすると長引きます。

少しでも日焼けを早く治してサウナに入りたいのであれば、日焼け後はしっかり冷やして保湿して、アルコールなどの刺激物の摂取を避けてなるべく触らないようにするのがベストです!

かにぞう
かにぞう

アルコールは血管拡張作用があって、それによって血流が良くなるから、炎症がひどくなる可能性があるよ!

もんきち
もんきち

日焼け後の早い時期からサウナに入るにはやることや我慢するべきことが多いね!

もし、先にサウナの予定が決まっているのであれば、多く見積もって1週間前からは、日焼けの可能性がある行動は避けた方が良さそうです。

日焼け後のサウナは良くないのかまとめ!

この記事では、日焼け後のサウナは良くないのかどうかについて解説してきました。

まとめ

・日焼け直後のサウナは良くない

・炎症の悪化と皮膚の乾燥が進行する可能性がある

・日焼けの炎症が治まればサウナ浴は可能

・赤みや熱感、痛みやかゆみが治まれば、炎症が改善したと考えてOK

・炎症を抑えるために、しっかり冷やして保湿することが大切

もんきち
もんきち

うっかり日焼けや雪焼けしてしまったら、しっかり炎症を治してからサウナに入った方がいいことがよく分かったよ!

かにぞう
かにぞう

しっかり冷やして保湿して、炎症が治まるまでの期間を早めよう!そうすれば早い段階からサウナ浴が可能だよ!

日焼け後の炎症が治っているか判断がしにくければ、無理にサウナに入るのはやめておきましょう!健康が第一です。体調が万全な状態でサウナに入るのがプロのサウナーです!

安全第一・健康第一でサウナを楽しみましょう!

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